日本でも多くの人がブックメーカーなどを利用し始めており、スポーツベッティングの文化が徐々に浸透しつつあります。特にスポーツベッティングの本場であるヨーロッパでは、サッカーを中心にテニスやバスケットボールなど、多くの競技が賭けの対象になっています。
こうしたスポーツベッティングて使われる必勝法の1つが、アービトラージという手法です。ブックメーカーは運営している企業がそれぞれ独自にオッズを決めるため、同じ試合の勝利予想でもサイトによってオッズに差があります。この差を利用して、確実に儲けを出すのがアービトラージです。
例えば、サッカーで日本代表とドイツ代表の試合があり、ブックメーカーAでは日本の勝ちが3.4倍で、ドイツの勝ちが1.6倍、ブックメーカーBでは日本の勝ちが4.0倍で、ドイツの勝ちが1.2倍だったとします。ここで、ブックメーカーAのドイツの勝ちに100ドル、ブックメーカーBの日本の勝ちに40ドル賭けます。
すると、ドイツが勝った場合は160ドルの配当となり、日本が勝った場合も160ドルの配当になります。賭け金の総額は140ドルなので、どちらが買っても20ドルの利益を得ることができます。これが、スポーツベッティング必勝法のアービトラージです。